不足は体に毒 2019.12.01 |
今年も12月を迎えさせていただきました。 昼間は割と陽気が良いですが、朝晩は冷えますので、皆さんお気をつけてあと一ヶ月、元気で良い新年を迎えさせていただきましょう。 いつも申しますが、今年も各地でいろいろ災害がございました。 これはやっぱり温暖化の影響が大きいのでしょう。 昔に比べるとスケールが随分違います。 雨の降る量も、台風の大きさも違う。 魚の採れ具合も違うそうです。 瀬戸内海で夏の魚が冬でも採れたり、漁獲量も減っているそうです。 ただ、台風だ大雨だと言いますけれども、それも天地のお働きによって、神様が一生懸命支えてくださっているのだということをつくづく思います。 なんでも地球全体が潤ってまいりますように。 目先の事も大事ですが、立ち行くことも大切です。 この地球上に人間が住む限り、資源が無くなったのでは大変な問題が起こります。 世界的には人口は増えておりますが、住む所はこの地球以外にはありませんので、この地球を大切にしていくしかありません。 そしてそれこそが信心の目標です。 『世界真の平和、総氏子身の上安全』というのが神様の願いです。 神様は私たちを生かしてくださり、育んでくださって、立ち行くようにしてくださっているのです。 そして、神様は自分の存在を知ってほしいと願っておられます。 天地金乃神は『天地の間に氏子おっておかげを知らず』と言われ、みんながこうして生きているのは、私が生かしているんですよ、とおっしゃったのです。 だんだんと歳を取りますとあちこち痛くなってまいります。 どうぞ神様に「我が力では生きられませんので生かしてください」と、お願いして日々過ごしてください。 朝起きる時、夜寝るときもそうです、今日一日にお礼を言ってください。 そういう祈りの連続によって、体が弱ってきても、元気にしてくださります。 来年も、そしていつまでもお参りができますようにとお願いをしてください。 そして喜ぶ稽古ですね。 私達は喜ばないとおかげになりません。 不足を言っていると体の中に毒がたまってきて、病気になります。 神様はそのようにお創り下さっているのです。 喜ぶ稽古をすると、命を頂く中で、ありがたい、つらい、苦しい、しんどい、ということが、生きている証拠だと思わせてもらえるのです。 腹が立つのも我が出るのも生かれているおかげ。 人間は我情我欲だらけです。 そんな中で私どもは、やっぱり神様におすがりしていくしかありません。 (親先生のお話より) |