どんな人でも神の氏子(うちのこ) 2019.04.01

 私どもは神様の命の力を頂かないと、元気もやる気も出ません。
だから「今日まで生かしていただきありがとうございます」、というお礼をしっかりさせていただく。
それから子供さんのことも、「ここまで大きくしていただいて、理屈を言うようになりました。」と、神様にお礼を申し上げてください。

 「子供が親の言うことを全く聞きません。」と言われますが、親子で一緒に参って来られたら同じ顔をしておられます。
そっくり、さすが親子です。
お互いそういうめぐりがあるのだろう、と思います。

 どうぞそこをご無礼のお詫びを申し上げて、お互いに変わらせていただけますよう。
せっかく、親子のご縁を頂いたのです。
教友もそうです。
こうして一緒に信心させていただくお友達がいます。
遠い親類よりよっぽど良いです。
中には、信者さん同士でいろいろあるけれどもこれもご縁。
ご縁だと思って稽古してください。

 時々「先生、あの人の顔を見たくもない」と言う方がおられますが、そんなこと言わずによく見てごらんなさい。
みんなちょっと癖があるけど、そんな人でも神様から見たら大事な氏子です。
そう思って大らかな気持ちでやってください。
そしてその思いが、神心です。
それを神様がお喜びになられる、そして嫌いな人が無くなります。

 みんなそれぞれに神様がいろんな花を咲かせておられるのです。
自分はどんな花か、いろんな花の勉強です。
「あの人嫌いじゃ」と言う人は自分の花の色がどんなものか、分からんのじゃないでしょうか。
まず自分の花を見てください。
そして、その奥にある真理を見ていただきたいですね。
先代先生が言われる「何を見るのでも、信心で取れよ」と、いうことです。

 自分中心ではいけません、みんな共々に幸せにしていただかなければなりませんから、何事も信心で受け取る工夫をしてください。
映画を観るのでも芝居を観るのでもカープを観るのでも、信心で取ってください。

 皆さん、平和のほうへ少しでも向いていただくとありがたいですね。
共々に「世界真の平和、総氏子身の上安全」をしっかりお願いしてください。
そして、家族親族一同が立ち行かせていただいて、ご先祖様にも喜んでもらい、一層に繁盛のおかげをこうむってまいりたいですね。
年度初めです。
そういう気持ちで頑張ってまいりましょう。

         (親先生のお話より)

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