神動(かんどう)の喜びを 2019.02.01

 信心の大きな課題は、きちんと信心継承をさせてもらって、みんなで喜べるような家族にしてもらうことです。信心をしていても、みんなが楽しくないと意味がありません。
嬉しい・ありがたいと思えなければ、なかなか信心は伝わりません。
薄っぺらな信心では具合が悪いです。
そして、信心させて頂いている私たちが、子どもや孫たちに優しい心を持って、子どもや孫たちが「この家に生まれてよかったな」と思えるようにしなければなりません。

 この道は祈念・祈祷で助かる道ではなく、話を聴いて助かる道です。
天地の道理、自然の道理の話を聴いて助かる道なのです。
もちろん祈念・祈祷も大事です。
しかし、祈念・祈祷でおかげはいただけても、助かるためには話を聴いて天地の道理を悟らせていただかねば道はつきません。
なんでありがたいのか、どうして生かされているのか、ということを理解する必要があります。

 私たちは、それはもう莫大に生かされています。
何もかもです。
それでも私たちはそれを当たり前と思っているから、お礼を忘れています。
インフルエンザや肺炎になって初めて、普段のありがたいことがよーく分かるはずです。

 病気になった時は、感謝が足りなかったな、当たり前だと思っていたな、と気付いてください。
病気になった時は、これによって今までのお礼不足をしっかりお礼させてもらいなさい、と言われているのです。
普段はなかなかできませんが、こんな時こそ、お礼とお詫びをしっかりして、そして治して頂くようお願いをしてください。

 そして、とにかく足を運んで大地のお徳をしっかり頂いてください。
頂いたそのお徳は残っていきますので、子どもや孫たちにどうぞ残してあげてください。
そして先々には、みんなで手を取り合ってお引き寄せいただきますように。

 先代先生五十年祭まであと2ヶ月を切りました。
その時にみんなでしっかりお礼申して喜んでいただけるように日々取り組ませて頂きましょう。

         (親先生のお話より)

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