難こそチャンス 2018.11.01

 今月は教祖様の御大祭の月です。
教祖様が出て下さったおかげで、このお道ができたわけですから、教祖の神様にしっかりお礼を申し上げましょう。

 このお道は、「天地の道理に合う生き方をする。
神様中心に物事を考えていく」というお道です。
そして、健康のこと・食べていくという経済のお繰り合わせ・人が揃うということ。
私たちが生きていく上で、どうしても必要なこの三つの課題を、全て神様にして頂くということです。
そうすれば、まさに三つの苦難が、三つの幸せになるのです。

 病気を通して、私たちは生かされているということがわかり、神様がわかってくるのです。
病気をするのもおかげなんです。
病気をするから、私たちは身体に生活に気を付けます。
ありがたいことです。

 そして次は、経済、神様に食べさせて頂くということです。
病気になったら給料はもらえなくなります。
元気でないといけません。
また、会社がつぶれても経済的にやっていけなくなります。
働くと簡単に言いますけど、神様に食べさせてもらわなければ、仕事はできないのです。

 最後に人がそろうということ。
私たちは、一人では何にもできません。
子供を頂くこと、孫を頂くことも一人ではできません。
あらゆることに何人もの人の手がかかり、お世話になっているのです。

 そう思ったら、お礼の足らないことを「謝る」ということが大事だと思います。
このことが抜けると「ありがたい」ということがなくなるのです。
中国語で「ありがとう」は「謝謝」といいますね。
謝る気持ちになれば、「ありがとうございます」も出てきます。

 若い方には信心継承を願っております。
お詫びをするということ、特に「謝る」ということをよく教えてあげて下さい。
私たちは家庭の中を、もう一度見直させて頂いて、お互いにお詫びをし合えば、喜びも湧いて出るのではないでしょうか。

 難儀なこと、思うようにいかないことは苦痛ではありません。
チャンスです。
思い変えの勉強の力になります。
どうぞ、お間違えのないようにして下さい。

         (親先生のお話より)

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