生活即努力 2018.08.01

 商売繁盛は大事ですが、五年や十年ではいけません。
二十年・三十年、そして百年と続いていかなければ、おかげを蒙ったということにはなりません。
ですから皆さんどうぞ、信心も三代続けていくおかげを蒙って頂きたい。
そして三代目の方は、四代に続けていけるように頑張って頂きたいと思います。

 三代からは、一通りおかげを頂いてきましたから難しい。
そして百年を越えて続けていくということは、もっと難しいと思います。
なんでも、そういう中をしっかり、点でとらえずに線でとらえて、「肉眼をおいて、心眼を開けよ」と言われるように、しっかり見据えていって頂きたいと思います。
皆様方共々に信心を進めさせて頂き、日々有り難く、身の上に大きなおかげを頂かなければなりません。
目に見えるおかげだけでなく、立ち行くおかげを頂いて欲しいです。

 玉水初代大先生は、「私はお徳を頂いて、皆様方には、そのお徳の力によって、無理やりにでもおかげは頂かしてあげたけれど、これからは真の信心を進めて、全てをおかげにしていけるような信心をして欲しい。
私の信心をお手本にしてやって欲しい。」と言われました。

 先代先生もそうです。
「安部利見という一人の人間が、助かりきった姿を見て欲しい」と言われ、徹底的に求めていかれました。
そして、お手本を残して下さっています。

 どうぞ皆様方も真似をして、愚痴や不足を言わず、「ありがとう」をしっかり言って、晩年には子供さんたちに、喜びの生活を見せてあげて欲しいと思います。
そして、後々のためにお徳を残してあげて下さい。

 運命を変えて頂くということは大変なことです。
遺伝子を変えて頂く。
これは神様しかできません。
しっかり信心をさせて頂いて、天地の道理に合う生き方をして下さい。
運命を変えて頂いて、代々おかげを蒙って頂きたいと思います。

 私たちはいつも、教えを頂いておりますが、心と身体だけで止まってしまいます。
魂まで変えて頂くようなおかげを頂かなければなりません。
そのためには、努力が要ります。
信行期間の「はからい」で判を頂かれたように、コツコツとお参りさせて頂き、魂の中まで教えが浸透していくように、信心を進めさせて頂くことが、運命を変えて頂くことになるのだと思います。
         (親先生のお話より)

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