仕合せに 2018.04.01

  毎月二十六日の月例祭は先代先生のお日柄日です。
先代先生がおられたから、今日(こんにち)の高須教会、そして私たちがあるのですから、しっかりとお礼申さなければなりません。

 先代先生は信心継承に力を入れられ、まずは自分を神様にお任せして、できるようになったら、次は家族ごとお任せできるような信心をしなさい、とおっしゃっています。
何があっても神様にお取次ぎを頂き、お願いさせていただいて道をつけていただけるよう頑張っていきましょう。
そうすれば必ずオカゲがいただけます。

 オカゲとは良いことばかりがオカゲではなく、悪いこともオカゲです。
辛いことや、苦しいことは、仕合せになるための大きな勉強、チャンスですから、ありがたいことなのです。
例え目に見えるものが悪くても、オカゲの真実をしっかり見てください。
オカゲの真実とは、生かされていること、家族がいること、こうしてお参りができていることですから、それらをしっかり喜んでください。

 信心すれば辛いこと・苦しいことを越えていけるので、ありがたいです。
良いことばかり起こっていたら、それが当たり前になり、弱い人になってしまう。
辛いことが嫌だと言っていたら日々生きるのが大変になってきます。
辛くても苦しくても、やらせてもらえる、信心していれば大丈夫と思ったら楽になります。
いろんなことが起きても、手を合わせて生かしてもらったらなんとかなります。

 お年寄りも若い方も、元気な方も病気をしておられる方も、みなさん分け隔てなく同じ命を神様からいただいているのですから、「私は不幸」ということはないのです。
命があれば何でもできますから、そこを喜んでください。

 辛い時にこそ教会にお参りさせて頂いたら気分が違ってくるはずです。
ご結界で何でも聞いて頂いて安心をいただいてください。

 日々忙しい中でも、神様にお願いして時間を作っていただいて教会に足を運んでください。
そしてここで、私たちが持っている命に充電をしてください。
自分の命だけでは、だんだん弱ってきて、病気をしたり災難に遭ったりします。
ここでしっかり神様に充電していただいて、守っていただきましょう。

         (親先生のお話より)

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