絶対神 2018.03.01

 今月は春季霊祭、先代先生例年祭があります。
皆様も来年の先代先生五十年祭に向け、準備をして頂きたいと思います。
それは、家庭の中にしっかり信心を頂いていこうということです。

 今の時代は、物は揃っており、暮らし易くなっていますが、実際は寂しい人が多いようです。
また若者たちは、皆で夢を持ってやっている人は少ないような気がします。
何にしましても、生きるということの一番大事なことは、生かされているということが分かるということです。
しかし、一生の間にこのことが分からずに、死んでいく人も多いようです。
ですから、私たちは神様から頂いた命は、どんな物よりも尊いのだということを伝えていかなければなりません。
それが、私たちの御用だと思います。
若い人たちは、それが見えないので、大事なことだとは分からないのです。

 私たちは、教会で見えないことを、日夜勉強させて頂いております。
天地とはどういうことなのか。
天地の神様はどんな神様なのかということを、お互い勉強しているわけです。
そして、それはとても偉大なのだということが分かります。
良いことも悪いことも、全ての存在が神様の現れだと私は思います。

 先代先生と親奥様の御信心は、命がけの御信心で教えが残っています。
ですから、何かあった時は、先代先生と親奥様の教えを、ちゃんと思い出されたら間違いないです。
難儀、苦しみと思うけれど、そうではないんだと。
人間どうにもならない時はあるけれど、それはあくまでも不幸ではないのだとおっしゃっています。
自分の心が不幸だと決めてしまうことが不幸になるのだと言われています。

 どうぞ皆様、せっかくお参りしているのですから、勝手に決めて不幸にならないようにしましょう。
病気でも良くなるんですよ。
そのことが、分かるとおかげを頂けます。
身体のことも商売の上でも、決めつけて考えずに神様に決めて頂くのです。
勿論、幸せになるのは決まっています。

 本来無一物、自分の物は何もない。
全てが神様の物です。
先代先生の教えに「無一物中無尽蔵」という教えがあります。
すごい考えですね。
神様の懐に入ったら、もう大丈夫。
悩んではいけません。
「良くなるんだ。生かして頂いて有難うございます。」から始まるのです。
教会にお参りして、我情我欲を放す稽古をして下さい。
これが基本です。

         (親先生のお話より)

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