神人生活 2017.09.01

 このお道の信心は「家業の業」と言われますから、家業を通して信心を頂かれることが一番望ましいです。

 教会で聞いたことを、家庭や職場で祈りながら実践させていただけば、神様が働いてくださり、ちゃんと方向を示してくださいます。
人間関係については特にです。
少々難があっても、「どうぞ、この人の真を分からせてください。また、私の真が通じますように。」と祈りながら貫いてやっていけば、商売でも人と会うのでもうまくいきます。
今はうまくいかなくても、真でやれば必ず分かってくださることがあります。

 特に家族(親子・孫)との関係では大事なことです。
真を出す稽古、これが信心の基本です。
分からないところは教会で詳しく聞いてください。
実際どうすれば信心になるのか、祈るにしてもどういう風に祈るのか、どういう気持ちでお参りするのか、ということを教会で学んでいただいて実践していくことです。
そうするとグッと内容が変わってきます。
家族の中でも起こってくることが変わってきます。

 信心するということは、天地と一つになる稽古をしていくということですから、続けていけば、祈りによって神様が支えてくださり、だんだん悩みが無くなります。
だからすごく楽です。
逆に、信心の無い方は不安でしょうがないだろうと思います。
私たちは目に見えない大きな働きを拝んでいますから心強いです。

 拝礼のとき、手を四回叩きますが、始終(四重)幸せと思って叩いて下さい。
あぁしんど、あぁくたびれた、と思いながら叩くのではなく、ありがとうございますと思いながら叩いてください。
私たちはこれ以上ない天地を拝んでいるのですから、天地に愛していただければ何も要りません。
答えは分かっているのですが、そこまで自分の身体で頂いていくまでに暇がかかります。

 先代先生のお顔を知らない方がどんどん増えていますが、それでも助けて頂いているのですからありがたいです。
お参りして、先代先生のお徳をお讃えし、お祀りをさせていただき、先代先生が出てくださったおかげで私たちが今こうして助かっております、とお礼を申し上げてください。

 先代先生のお徳にお礼を申し上げ、これからもあの世からお取次していただき、私たちも少しでも気づかせていただけるよう、共々にお礼を申させていただきましょう。

         (親先生のお話より)

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