参拝力 2017.05.01

 あるお医者さんは、「自然治癒の力は、もう一人の医者」だと言っています。
人間の体の中には、もう一人の医者がいる。
外の医者は私どもだけど、人間の体の中のもう一人の医者が、色々と教えてくれるそうです。

 それは私たちが頂いている「神心」ではないでしょうか。
神様のお心、つまり「神心」が私たちに色々と問いかけて下さるのです。
「あなたの身体の管理はできていますか。ちゃんとやっていますか」と。

 「おかげはわが心にあり」です。
私たちは教祖様のお徳におすがりして、なんでもご無礼、お粗末に気付かせて頂き、天地のお働きをしっかり頂けるように、自然治癒の力がいっぱい出せるようにして参りましょう。

 信心は三十年で結論が出ると言われています。
ですから、三十年以上信心されている方は、結論が出ているわけです。
助けて頂いているのですね。
そして今度は、未来に向けて答えが出てきています。
五十年になると大したものです。
ですから、今の状況を見て、もっとおかげを蒙って頂きたいと思います。

 二年後には先代先生の五十年祭をお迎えします。
五十年が来たら頑張ろうではなく、五十年に向けて一層頑張って行きましょう。
そして、五十年祭には家族そろってお参りできるよう、私たちが頂いてきた信心を伝えることが大事だと思います。

 「信心の御造営」と言いますが、私たちが積み重ねてきた何十年かの信心を、神様と先代先生ご夫妻に、しっかりお礼申し上げ、そしてここからまた、みんなが幸せになる道を歩ませて頂きたいと思います。

 おかげになったり、ならなかったりという信心では申し訳ない。
つらいばかりです。
そうではなく、全ておかげにしていく信心を、これからも進めて頂きたいと思います。
そのためには、基本的な参拝をちゃんとして、努力をしなければなりません。

         (親先生のお話より)

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