「参拝の徳」 2016.12.01

 今年もあと一ヵ月となりましたが、毎月の月例祭にお参りされましたでしょうか。
私たちにとって、大事なお日柄日に足を運ばせていただくことを続けさせて頂くことが大切です。
各々、いろいろ用事もあると思いますが、カレンダーに印をしてお願いさせて頂いていけば、だんだん参れるようになります。
そうすれば元気でいられますし、お参りの徳をくださいます。
足の裏に大地のお恵みを、そして揺るぎの無いおかげをいただけます。

 最初は、なかなかはっきりしたものは見えませんが、五年十年と続けていたらお参りする中身が解ってきます。
一番有り難いのは不安やイライラがなくなることです。
それが信念に繋がっていくのです。

 また、お参りを続けることで、普段疎かにしていることが、実は大事な事だということがだんだん解ってきて、時間の配分も上手になり、いろんな行事でもすり抜けさせて頂けるようにしてくださいます。

 高須教会では、仕事をしている方のために月例祭は夜にさせて頂いています。
これは先代先生の時代からずっと続けさせてもらっています。
夜遅く帰ってご飯を頂くのは大変ですが、神様は全部見てくださっています。
それも修行として受け取ってくださいます。
お届けも長い間待たせてもらうこともありますが、待たせて頂いている間に、イライラしている心が落ち着き、気持ちが爽やかになります。

 そして、教会のお日柄日にお引き寄せを頂くだけなく、玉水や銀座のお日柄日にみんなで参らせていただくことで、信念をいただき、信心の中身をしっかりいただけるようになればありがたいと思います。

 来月はもう新しい年になります。
元旦祭、三日の御本部参拝と、これも毎年させていただいていることですが、毎年させていただくことで、知らず知らずのうちに、信念を、自信をいただかれ、そして凌がせていただけることがありがたいです。

 何にしても、天地にお礼が言える方が増えないと世の中は変わっていきません。
天なる父、大地の母、そして私どもの親様にしっかりお礼が言えるように、また天地にご無礼の無いように、そんな方が増えますようにと願っております。

 自分の手元の助かりだけではなく、世界が助かる御用に使っていただけますよう。
それには、たくさんの人たちが信心していただき、みんながお礼を言えるようになることだと思います。

         (親先生のお話より)

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