「命の親」 2016.11.01

 玉水初代大先生は信話集の中で、「めぐりの自覚」ということを言われています。
「人間は足らないのだ。何でもかんでも、うまくいくことはない、悪くなって当たり前なのだ。
どろ船に乗って大海を漕いで行くようなもので、だんだん浸水し沈んでしまう。そういうお互いなのだ。」ということ。
それともう一つは、「神様に食べさせて頂く」ということを言われています。

 この二つは、教祖様もおっしゃっています。
人間は自然の前では無力である。例えば天災地変があれば、私たちは何も食べることはできません。
かろうじて、ものが育つだけの余裕を頂いているから、食べさせて頂いているのです。

 また、先代先生は「全てをお任せしなさい。神様は無限大だからこそ有限として働かれるのだ。」と言われています。

 経済においても、また皆さんの病気や災難においても、神様は大変な切れ味を示して下さるのです。
それは、当然のことです。
なぜなら、絶対神なのですから。
自然現象が神様のお働きそのものなのです。宇宙を動かし、この地球を動かし、気候も思うようになさっておられる。
私たちの神様は、大変なお働きをされています。
そこらの固有名詞の神様とは違います。
宇宙であり、大地であるわけです。天は父、地は母といいます。
教祖様はこの天地の法則、天地を神として頂かれたのです。

 信心しない人でも、自然科学を学びますから、天地の道理はわかると思います。
だけど、自然科学だけではだめなのです。教祖様は天地を、命の親として頂かれました。

 私達も、この天地をまる生かしにして下さる神様を拝んだら、もっともっと繁盛していくと思います。
そのことが信話集や先代先生の感話集に出ています。

 皆さんのそれぞれのお宅が、助かって頂きたいと思います。
助かるとはどういうことかというと、神様がわかるということです。
自分の魂が神様なのだ。
親の魂もそうなのだ。
みんな神様につながっているのだ。
だから、神様にとって大切な人だと思ってゴタゴタしても、拝んでいって下さい。
そして、神様とともに生活をし、神様と仲良くする信心をしてほしいと思います。

         (親先生のお話より)

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