「御神願」 2016.06.01

 毎年七月には平和集会がありますが、同じ広島県人としてこういう時には応援させていただきたいものです。
そして、神様の願いである「世界真の平和」達成のお役に立たせて頂けるよう、平和運動に取り組ませていただきましょう。

 大きなことを言っているようですが、身近なところで言えば、家庭の平和、友だちとの平和が世界平和に繋がっていきます。

 神様一筋でいければ何も問題はないのですが、人間というのは難儀なもので、しがらみがからんでくると、どうしてもムキになって、ややこしいことになります。
ですが、本来はみなさんがひとつになってやらせてもらうことが、神様が喜ばれることです。

 皆様は、もし小競り合いしているのを見たら、ああいうことはしないようにしよう、と思ってください。
そんなことを見ておかげを落さないようにしてください。
神様に喜ばれ、そして人に喜ばれる人になってください。

 ただ神様に喜ばれるだけではいけません。
人様にも喜ばれないと神様には喜ばれません。
そもそも神様に喜ばれようとすれば、自然と人を好きになるものです。
なぜなら、人はみな神様の子だから、どんな人でも好きになれるはずです。
辛いでしょうけど、嫌な人ほど気を遣ってください。
どんな人とも仲良くしていただかなければなりません。

 親孝行も大事です。
ご先祖様が喜んで親が喜べば神様も放っておきませんから、親孝行する人が不幸せになることはないです。
逆に、いくら一生懸命ご祈念をして拝んでも、親不孝をしていたら何もなりません。

 玉水の大先生や銀座の先生、先代先生の生き方は壮絶なものです。
いつも言いますが「山より大きな猪は出ない」、あのお言葉につきます。
みんな腹をくくってやりなさい、ということでしょう。

 「各々方いざ出陣!」といった時に、馬が無い、槍が無い、足が立たん、腹が減って動けん、では具合が悪いです。
いざという時に、いつでも出陣できるよう、目先のお繰り合わせをいただきながら、そういった立ち行くおかげを蒙ってまいりたいと思います。


         (親先生のお話より)

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