宇宙大祭 2015.04.01

 私達人間は、神様から何もかもしていただいている訳です。
息の差し引きから、食べることもそうです。
食べる物も全部天地からきているわけで、それを私たちは食べやすく加工しているだけです。
そう考えたら自分の物は何もないのです。
神様のお世話になりっぱなしということになります。

 ちょっと神様がつむじを曲げられたら、神経が働かなかったら、足がしびれて手がしびれて物も言えなくなります。
神経が通わなかったら小指一本すら動かせません。
脳の障害の病気をなさった方は、食べたものが上手く飲み込めない、声が出ない、半身が痺れる、手や足が上がらない、痙攣が起きる、など大変です。
そういう目には見えない大きな「働き」を私たちは頂いているのです。
そして、私達に何ができるかといえば、お参りしかないのです。

 教祖様が出てくださったおかげで、天地宇宙の神様が目の当たりに現れてくださった。
神様の存在が分かったわけです。
私たちの命を支えてくださり、この天地を支えてくださり、地球を回してくださり、宇宙を回してくださっている神様、天地を兼ねる神様です。
そういう偉大な神様をいただかせてもらっているのは、教祖様のおかげです。
なんでも教祖様にお礼を申し上げ、神様にしっかりおすがりしていきたいものです。

 祭典は私たちが改まるためには一番です。
お祭りがあると忘れないでしょう。
そうしてお礼をさせてもらうことが神様が一番喜ばれることだと思います。

 御大祭や霊祭で、皆様正装してお参りされますが、有難いのは、先代先生が「きちっと正装してお参りなさい。」と、私達におかげを頂く方法を教えてくださっていることです。
服装をきちっとするから、心が整って、神様や霊様に誠が伝わるわけです。
そして皆様方が「足らない私ですが、信心させてもらいますから、安心してください。」とお願いするから、御先祖も助かり、安心なさって、私たちの日々の身の上にも安定のおかげをいただけるのです。
そして、不時災難不都合不幸せを軽くしてくださいます。

 しかし、それでも私達は生身の人間ですから、どうしても手違いや過ち、考え違いがあります。
そういう時でも神様にお詫び申し上げることで、不時災難不都合不幸せを軽くしていただける事は、有難い事です。

 私たちは本当に力がありません。
でも無いからといって何もしない訳にはいきませんから、せめてお参りをさせていただきましょう。

 (親先生のお話より)

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