神心を育てよう −信心生活を語ろう− 2015.01.01

高須教会の皆様、平成二十七年の新しい年を無事にお迎えになったことを、お喜び申し上げます。
そして、元旦祭にお引きよせを頂かれ、共々に神様にお礼を申しあげたいと思います。
昨年は教祖生誕二百年の年であり、私どもの信心の根幹としての、金光教祖様の開かれた信心を現在の様々な様相を呈する問題の中で、いかに信心を受け継ぎ、発展させるかを考え、実践させていただきました。

 本年は、太平洋戦争敗戦の終結から七十年となります。
そしてこの事は、高須教会の元となった先代先生が、山波で道を説かれて七十年という事になります。
先代先生のご苦労なくしては現在の高須教会はありません。

 先代先生は教会になるのを見ることなくお国替えされ、それから三年後に高須教会が現在の地に造営されました。
「道輝会」という信者の集まりが教会になる事が出来た背後には、銀座教会の初代教会長湯川誠一先生の、背後での力添えなくしては不可能だったともいえます。
そして今年、湯川誠一先生の四十年祭が執り行われます。
八月一日に銀座教会に参拝するお礼の気持ちを改めて考えなければなりません。
さらに、銀座の先生の御帰幽後、五年経った一九八〇年(昭和五五年)には先代親奥様が御帰幽になられました。
病身でありながら、強い信念で先代先生亡き後の教会設立・運営に心をつくされ、山波の奥城造営をされてお国替えさました。
それから今年で三十五年を迎えます。

 本年の高須教会の信心テーマは「神心を育てようー信心生活を語ろうー」となっております。
信心生活を未来に伝えるために、具体的に自分の受けた信心を語ることによって、信心継承をする実践が示されています。
自分の見たこと、受けたことを、その折り折りに臆せず、隠さず語り伝える事が信心継承の第一歩であります。

 一月六日から始まる信行期間、二月一日の玉水 初代大先生例年祭、三月二十六日の先代先生例年祭、八月一日の銀座 初代親先生四十年祭と、元気でおかげをいただきましょう。

 (親先生のお話より)

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