「供養」  2014.09.01

 今年も残り四ヶ月となりました。
今月は御霊月で納骨慰霊祭もあります。
慰霊祭では御先祖様の御霊祭もさせていただいています。
皆さま、正装して御先祖様にお礼を申し上げ、一層にお守りを頂かせてくださるよう、そして、家族みんなが聞き分け良くなりますようにお願いしましょう。

 御先祖様は頭ですから、御先祖様の供養をいたしますと、私どもの頭が良くなります。
逆に供養しませんと、聞き分けが悪く、勉強ができても人の気持ちが分からない子になります。
そのためにもご供養が要ります。
大事なことに気付いて、前向きにやってくれるように、みんなが心清らかになり、思いを変えていただけるように、御先祖様に働いて頂きましょう。

 私たちの先祖を遡りますと相当な人数になりますから、少しでも御先祖様に助かっていただけるよう、教会では年に2回、供養させていただいています。
皆様も供養なさればなさるほど、御先祖様が働いてくださるんだと、解るようになります。
例えば、家族が有効に働いてくれるようになり、また心の無駄遣いがなくなり、そして運がついてきます。
そうすると障害があっても頑張ればちゃんと結果が出てくるようになります。
病気でも、お医者さんが言われるようにしていても治らない人もありますが、御先祖様、御霊様がバックアップしてくださいます。
そして御霊様が喜ばれれば神様は必ず働かれます。
『親孝行、神はこれ以上の喜びはない』と、言われてます。
だから親が喜ばないことをしたら神様も喜ばれません。

 お盆には子どもさんたちがお帰りになられ、ありがたいことです。
今度はお彼岸。その時にはお墓参りをして、機会があれば信心の話をしてください。
神様が全てだということ、天も地も神である、という話をしてください。

 御霊祭は供養ですが、「供」は供え奉るということ、「養」は、私たちが信心を養う・生活を養うということです。
生活の上で恵まれるような生き方、それは信心をいただいていくことです。
神様に喜んでいただいたらツイてきますから、有効に働き、何事にも恵まれるおかげをいただけます。
病気が早く治る、ケガをしても軽く済む、精神的に悩み苦しんでいても早く気がつくようになります。
それが尊いです。
親子あるいは嫁姑の間で何かあっても互いに気付き合うことができれば良いですね。
みんなでお互い足らないところを足していただいて、足らない所を教えあう、そういう家族にならせていただけますように。

 私たちができることは、御霊様の供養と合わせて、お祀りとお参りをさせていただくことです。
そして神様のお働きをしっかりいただいて御先祖様の御霊が助かっていかれ、一層光り輝きますように、神様のご比礼をいただいていくしかないのです。
私達もしっかりおかげを受けれるように、有効に働きますように、神様をいただくということが大事です。

 (親先生のお話より)

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