「足信心」  2014.08.01

 月例祭には、それぞれ意味があります。
一日は玉水初代大先生、十日は教祖様、二十二日は天地金乃神様、二十六日は先代先生のお祭り日です。
そして、一日はご先祖様のお祭りも一緒にさせて頂いておりますから、一日は大先生の霊様と、私どものご先祖様のお祭りだと思ってお参りして下さい。

 私どもはなかなか信心はできませんので、せめて足を運ぶことを、行とさせて頂きたいと思います。
これが基本です。
足を運ばせて頂く事を一つの修業として、家業の行として頂き、その上で私たちの家庭生活、社会生活が積み上げられて、信心が確立できるようになって頂きたいと思います。

 信心の確立とは、神様と一緒に生活していくということで、神様におまかせして、何事もさせて頂くという生き方です。

 これが、本当の神人のあり方だと思います。
こうすれば、我が入りませんから非常に楽です。
あまり、先の事を心配する事はありません。
毎日、起こってくる事柄を、神様と共に通り抜けさせて頂き、乗り越えさせて頂けば良いわけです。
人生は、何が起きるかわかりません。
何もない事もあれば、次々といろんな事が起きることもあります。
しかし、それは私どもではどうすることもできません。
受けていくしかないわけです。

だけど、信心していれば、先のことをあまり思わなくなるのです。
それが有難いです。
それよりも、今の事をしっかりしていく事が大事だと思うようになります。
今をなおざりにして、ほおっておくと、後になって問題がやってきます。
今日一日、やるべき事を一生懸命やらせて頂く。
できたら、完璧にやらせて頂ければ一番いいのですが、なかなかそういう訳にはいきませんね。

 信仰は最高のプラス思考で、これ以上のものはありません。
どんな道徳よりも一番上です。
何故なら、それは神様に向かっているからです。
良いも悪いも、幸・不幸も、命のある・なしも越えた世界だからです。
神様の思いの中に入れて頂き、私どもの「自分が、自分が。」という色んな雑念を、全て神様に持って頂き、ゼロから始めていくわけです。
そうすれば楽です。

 一生懸命やるにしても、神様におすがりしながら、神様のお力をしっかり信じてやっていって下さい。
そうすれば、ちゃんと道をつけて下さいます。
それが信心です。
どうか皆さん、そう思って、おかげにして頂く信心をして下さい。
そうすると、いつでもおかげを頂けます。
毎日がおかげの連続です。
そして、それが積み重なっていくと、ぱっと開けてくるのです。
そこまで、頑張らないといけません。

 (親先生のお話より)

 前ページへ戻る