「喜汗包(きかんぼう)」  2014.07.01

 今月は信行期間です。
連日暑い日が続いております。
毎年申し上げておりますが、汗をかいただけおかげをいただけます。
私たち銘々が汗をかかせてもらって家族の苦労を少しでも楽にさせていただき、信心したらお繰り合わせをいただけるんだということを家族に分かってもらえるよう、それだけのお徳をいただかせてもらう稽古をしてまいりましょう。

 お祭り日にはたくさん点数がもらえます。
もらった点数は自分が生きた証ですから、しっかり判を押してもらって、自分が生きた「証」を残してください。

 皆さんがお参りして徳積みをされた分は、子どもたちや孫たちに返っていきます。
汗を流した分、子孫たちを幸せにしていただけます。
だからといって子どもたちは汗を流さなくてもいいか、というと、そういう訳にはいきません。
今度は未来の子どもたち、孫たちのために汗を流すことが喜びになるように、教えていただきたいと思います。

 信行期間中、暑いけれどもお参りをさせていただいて、汗で体の悪いものをとっていただき、綺麗な体・清らかな心で長生きさせていただきましょう。
おかげは足の裏にありです。
神様は私たちの、お参りする努力を見ておられます。
「生かされている」と言っているのが、口先だけなのか、真があるのか、と問われているのです。

 それにはまずお礼参りをすることです。
そして子どもや孫たちに、このありがたい道を伝えさせていただくと、喜びが増えポイントが貯まり、それが子々孫々に残っていくのです。

 ただ、めぐり深い人は真面目にやってもなかなかうまくいきません。
ついてない人はついてないです。
だからこそ神様についていただかなければばなりません、これが決め手です。
ツキをまわしていただく、ツキを出していただくのです。
ツキが出てくるまでが大変ですけど、どうぞこのお参りによってツキをまわしていただきましょう。

 みなさんが行く所行く所で本当に喜ぶことが増えていただきたいと思っています。
そのためにはまず、自分から喜ばないといけません。
何が何でも、と思って足していただければ、色んな難儀な問題も間違いなくおかげにしてくださいますから、信じて頑張ってまいりましょう。

 出来た喜びも月末に感じることができます。
フラフラしながらでもお引き寄せいただいていることがありがたいと思います。
共々に年を重ねることができ、こうして参らせていただいていることがありがたい。
苦にならないことがありがたいです。


 (親先生のお話より)

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