「人の子 神の子」  2014.04.01

 私共は「つらい苦しい、真剣に生きている」と言っておりますが、神様は私共に『幸せに楽しく暮らしてくれ』と願っておられるのです。

 この世は、私共の思い方次第で、天国になったり、地獄になったりします。
しかし、地獄の蓋を突き破ったら、そこは天国だったということです。
それが、このお道の教えです。地獄なんてものは、自分の我情我欲がそうしているんです。

地獄なんてものは、ございません。
人間の強欲が作るものです。
すべてが神様の世界、天国です。
神様本位の世界に、私共が合わせていくんです。
自分に合わせてもらってはいけないのです。
神様の世界に合わせていく、それが信心です。
そこをお間違いのないように。

 『信心しておかげを受けい』、と言われるのはそういうことです。
「我が力ですると思うな、みな天地の神の恵むところであるぞ」ということです。

 私共は、桜の花びら一枚も、よう作りません。
空気すら、よう作りません。
何でも出来ると、思い上がっているだけなのです。

 そして、私共は「自分は神の子である」と気づかないといけません。
そして、私共の子供達にも気づいてもらわないといけません。
そうでなければ、一生苦しむことになりますからね。
ご先祖様にも働いて頂いて、おかげを蒙らせて頂かないといけません。

 「聞き分けのいい子」とは、「自分は神の子である」と、気付いた子の事です。

親は大変ですが、どうぞ聞き分けのいい子に育てて頂いて、先々には親孝行をする子になって頂ければありがたい。

 そして私共も、親孝行をさせてあげる親にならなければいけないと思います。

文句を言わずに感謝をする親に。
どうか、そういうおかげを蒙らせて頂きたいと思います。

 これから暖かくなり、活動のしやすい時期になりますが、なんでもそういう願いを実行して頂いて、良い春にしていただきたいと思います。
皆様、心の春を迎えて下さい。
どうぞ、そういう気持ちで春を迎えて下さい。

 (親先生のお話より)

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