「魂は永遠」 2013.12.01 |
不安や心配は、何も根拠のないものを土台にするから起こってきます。 「こうなるだろう」という予想だけで生きているから、不安になるのです。 では、安定しているものは何かと言えば、「生かされている」ということです。 神様から、ご先祖から、命を頂いているということは確かなことです。 そのことをしっかりお礼申し上げないから、不安や心配ばかりするのです。今日までご先祖様に生かされているから、私共はあるのです。 そのお礼を忘れると、生きていかれないことになります。 朝が来たら、「今日も賜った命、ありがとうございます。」とお礼言うのは、大事なことです。 私共は、神様に「生かされている、この地に置いてくださっている」という代金は払っておりません。 でも、お礼を言うことが代金を払っているということになります。 そして、そのお礼を続けていましたら、神様に想いが通じ、ご先祖様が段々と助かっていかれます。 ご先祖が助かると、その喜びが私共の生活に現れてきます。御霊様のご加護です。 それが現れるとどうなるかというと、人間関係でも、経済でも、健康でも恵まれるようになります。 お墓でも立派になって、「お参りすると気持ちがいいね」と言われるようになります。 そしてそれは家にも広がって、家全体がいい匂いになります。 おかげを頂いたら、ご神前からいい匂いがして、家の空気が澄んでくるのです。 教会のお広前も同じですね。 みなさんのご祈念のおかげで空気が澄んでいます。 ですから、ぜひこのご比礼を頂いて、この空気を持って帰って頂きたいです。 先代先生もおっしゃっていますが、一生懸命お願いしておかげが頂けないときは、ご先祖が助かっておられる時です。 神様がご先祖の方に力を入れておられる時なので、辛抱して祈り続けてください。 それも、気持ち良く、ありがたく祈ることです。 神様は私共の命をいくらでも再生して下さいます。魂は永遠です。 どうぞ、そういう大きな気持ちになって、信心をさせて頂きましょう。 そういう想いになったら、生きていくのも楽です。 神様のされることは、私共には分かりません。 ただただ、今日ここに生かされていることをお礼申しましょう。 生きて安心、死して安心のおかげを頂けと言われております。 そういうおかげを共々に、頂いて参りましょう。 (親先生のお話より) |