「桜笑い」  2009. 4. 1発行

 私は「お道の信心をさせて頂いたら、日まさり、月まさり、年まさり、代まさりのおかげが頂ける」と教えられてきました。

だからこのお道は、天地繁栄の道なのです。

私達は、こういう道を信心させて頂いているのですから、繁昌しないとおかしい。

だから、信心させて頂く私共は、何が何でも繁昌させて頂かないといけないのです。

 ただし、そういう道にいるのに「もう駄目じゃ」「もういけん」「もう出来ん」と、マイナス志向の考えをしたり、そういう行動をする。

これは、いけませんね。

だから、まず「口先からでもプラス志向で行って欲しい」と思います。

 最近の御届も、不景気なものばかりですが、玉水の初代大先生も「繁栄の道におりながら、先細りの話ぱかりしなさんな」と言われています。

お得意さんの事でも何でも、前向きに考えていくことが大切ですね。

 「思い」が大切なんです。マイナス志向で不景気な考え方ばかりしていると、本当に貧しくなっていきます。

皆さんの態度は、どうですか。貧相ではありませんか。

 マイナス志向の人は、必ずその方向に落ち込んでいきます。

私はある人に「別荘ぐらい持ちなさい」と申しました。

すると、
 「先生、とてもとても私には・・・」と、返事されました。

「別荘なんか持てないよ」と、誰が決めたのでしょうね。

こんな不景気な気分だから、おかげも頂けないのです。

だから、おかげを頂けるのも、頂けないのも、自分が選んだ道なんです。

選択するのは「自分」なんです。

 しかし、何もかも「自分が、自分が」でやっていると、神様は加勢して下さいません。

じっと様子を見ておられるだけです。

 「神様!私にさせて下さい」「私を使ってください」とお願いしたら、神様は動いてくださいます。

 与えられるものを待つのではなく、「自分から変わっていく事が大切だ」ということです。

最終的には「おかげは我が心にあり」なのです。

「自分を改めること」なんです。だから、おかげを頂くのも、頂けないのも、私共の気持ち次第。私達が「いけない、いけない」と否定的なマイナス志向で逃げていたら、ついには何も頂けなくなります。

 今は桜の時期ですが、皆さんはこの桜を見てどう思いますか。

にっこり笑っているように思いませんか。

桜も笑みかけながら、声援してくれているように思います。

だから皆さん、暗い顔はやめましょう。

桜の花は笑っています。私共も明るく笑って頑張りましょう。


          (親先生のお話より)

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