「喜びをつかもう」   2008. 1. 1発行

 高須教会の信奉者の皆様、明けましておめでとうございます。

ご家族おそろいで、良いお正月を迎えられたこととお喜び申し上げます。

 昨年も政治・経済・社会の全般に亘っていろいろな問題が起こりましたが、特に食品の賞味期限・消費期限改ざん問題や産地偽装問題、また年金記録漏れ問題やガソリン・灯油代などの大幅値上げは、私共の生活に直接影響するものだけに印象に残りました。

さらに幼子を巻き添えにした坂出市の殺人事件や女児を狙った加古川市の殺人事件に象徴される凶悪犯罪の多発は、現代社会の構造的問題を改めて考えさせる一年でありました。

 教会関係では、六月に平和研修の旅、八月に金光新聞杯ソフトボール全国大会に二つのチームを出場するなど、世界平和への願い、日々の活力溢れる生活への願いを実践させて頂いた一年でありました。

 今年の信心テーマは「喜びをつかもう」です。

 先代先生はみ教えの中で「信心していて、『喜び』の心が起きないのは、自分を過大評価しているからです。

お互いは、うぬぼれてはいけません。

自分が無能無力で、神様に恵まれて、能が有り力が有るかのようにして頂いていると分かったら、『取次ぎ助けてやってくれ』との神様のお頼みを受けて、神界と人界の取次がなされている御結界に、お届けするのが当然で、これが金光教のたてまえなのであります。」とおっしゃっておられます。

 私共は、せっかく天地繁栄の道に置いて頂いているのですから、信心に取り組む以上は、おかげを頂いていかないといけません。

 混沌とした世の中ではありますが、先代先生のみ教えに沿った信心生活を目指し、何事も神様におまかせする心で、信心実践に取り組んで、信心の継承に努め、喜びに満ちた生活の実現に向けて、今年一年を共々にがんばりましょう。


     (親先生のお話より)

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