溢れる徳  2007. 5. 1発行

 私共は、先祖から善いお徳も悪いめぐりも頂いています。

こうした中からよいお徳を頂くには不要な事は考えず、不純物のないムクな心、純粋な気持ちで「ご先祖様の清い御霊が守ってくださる。

親様、ご先祖様」と、一心にお鎚りする事が出来る様な体になる事です。 私共は毎日、神様に信心している。

その稽古中です。

「天地の親神様」と、無心になってお鎚りする事、「ご先祖様!あなた様のお徳を頂かせて下さい」と、素直になる事が大事です。

そういう時に、「お願い」が必要になる訳です。 病気で食べ物がのどを通らない方がたくさんおられますが、そういう方は食べ物がみやすく飲み込める様に稽古されています。

グッと飲み込むのも、おかげを頂かないと出来ません。

胃も腸も働いてこそ食べた物が体の栄養となり、カスは体外へ排出する訳で、これもおかげを受けないと出来ません。噛むおかげ、飲み込むおかげ、出るおかげ。

みな神様にして頂くのです。何でもスラーッと出来る事はありがたい事ですね。 私共は、親から肉体を、神様からは生命を頂きました。

お粗末にしていると、頂いたお徳を落としてしまいます。

昼は栄養をとり、夜は安眠のおかげを頂く。

清い心で過ごす生き方をさせて頂いていると体も健康に保てます。

寿命は、神様からのごほうびとして頂く物です。

皆さんは、自分が長生き出来るかどうかわからないでしょう?

「私は、長生き出来るかどうかわからないこの教会には先代先生のお徳が溢れています。

先代先生がお国替えされて、もうすぐ四十年になります。

先代先生の四十年祭には皆さんのご家庭も、子供さん達の出世・結婚・出産。家の増改築・移転。

また、何か大きな事業をと、大きいおかげを蒙って頂きたいのです。

これが私共に出来る先代先生へのお礼なのです。 皆さんは「自信がない」と言いますが、だからこそ「お願い」をするのです。

そして、全てを神様にお任せし、先代先生からのお徳、親先祖からのお徳をしっかり頂いて、努力さして頂きましょう。  

     (親先生のお話より)

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