「まことのおかげを伝えよう」   2006. 1. 1発行

 高須教会信奉者の皆様、明けましておめでとうございます。

ご家族おそろいで、良いお正月を迎えられたこととお喜び申し上げます。

 昨年は、通勤・通学電車の脱線転覆事故やパキスタンでの大地震など人災・天災が相次ぎ、また、小学生を狙った凶悪犯罪の多発や建物の強度計算を偽装する事件など、現代社会の病巣を象徴するような出来事が起きた一年でありました。

 しかしながら、教会関係では四月に玉水教会布教百年記念祭の団体参拝、八月には銀座教会先代先生三十年祭の団体参拝など大きな節目の一年でありました。

 こうした中で生かされ生きている私どもは、日々の改まりを行い、信心継承を通して、明るく喜べる信心生活の実現に取り組ませて頂く必要があります。

 先代先生は、み教えの中で「信心は神様と自分がパイプでつながれているようなもので、水源からつながれているパイプでも太いほど水がたくさん流れてくるように、自分が神様に向かう思いが大きいほどおかげも多く現れてくる。」とおっしゃっておられます。

私どもは、せっかく天地繁栄の道に置いて頂いているのですから、信心に取り組む以上は、おかげを頂いていかないといけません。

 今年の信心テーマは「まことのおかげを伝えよう」です。

昨年のテーマである「まことのおかげをあらわそう」から一歩前進して、自分一人だけが信心を行うのではなく、家族や周りの人たちにも「信心を積極的に伝えていこう」ということです。

 混沌とした世の中ではありますが、先代先生のみ教えに沿った信心生活を目指し、何事も神様におまかせする心で、信心実践に取り組んで、信心の継承、喜びに満ちた生活の実現に向けて、今年一年を共々にがんばりましょう。


     (親先生のお話より)

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