「まことのおかげをあらわそう」   2005. 1. 1発行

高須教会信奉者の皆様、明けましておめでとうございます。
ご家族おそろいで良いお正月をお迎えになられたこととお喜び申し上げます。

 昨年は、アテネオリンピックでの日本選手の大活躍という明るい話題もありましたが、昨年を象徴する漢字として「災」という漢字が選ばれたように、局地的な集中豪雨や相次ぐ台風の襲来そして新潟県中越地震の発生などで多くの人たちが災害を被った一年でありました。

また、イラクの治安維持問題や北朝鮮の拉致問題など、依然として先行き不透明な国際問題から、幼児虐待や凶悪犯罪の多発など社会的モラルの著しい低下による国内・家庭問題まで、これまで想像もできなかったような出来事が現実に起こるという一年でありました。
こうした混沌とした時代の中に生かされ生きている私どもは、明るく喜べる信心生活をどのように実現していくかということを、真剣に考えていく必要があります。

 先代先生は、み教えの中で「御互い自分には、力がなくて頼りないものですが、天地にはお互いのために、力を貸してやろう、助けてやろう、救わずにはおかんという神様がおられるのです。
この神様を信じて、そのお力におすがりしてゆけば、世の中を楽に渡って行けるのです。神様をまるまる信じてお願いしなさい。」とお話されておられます。

 私どもは、いつどこで何が起きても大丈夫なように心の準備をしておいて、日々を楽しく生きるようにがんばりましょう。
楽しいことが増えるように心の持ち方を勉強させて頂こうではありませんか。

 今年は四月に、玉水教会の初代大先生が大阪でご布教を始められてから『百年』という記念すべきお日柄をお迎えします。
高須教会としても団体で参拝をさせて頂きますが、先代先生のみ教えに沿った信心生活をめざし、何事も神様にさせて頂く心で信心実践に取り組んで、今年の信心テーマである『まことのおかげをあらわそう』の実現に向けて、今年一年共々にがんばりましょう。



     (親先生のお話より)

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