− 天地のまこと − 2024/10/01

 
 玉水教会初代大先生のご信心は、「神様は絶対信」だということです。
神前拝詞に『天地に生命ありて 万の物生かされ 天地に真理ありて 万の事整う』とありますが、その天地の命、神様を私達は頂いているのです。

 そこには全ての真理、神様の真心が整っています。
大地があり、空があり、お月様があり、空気があり、全てが整っているわけです。私たちはそれに逆らったら生きていけません。

 私達が普段お世話になっている自然、この自然こそが親神様の姿そのもの、お働きそのものだと気付いてください。
そしてこの自然に逆らわず、道理に合う信心をしてください。

 「おかげは我が心にあり」で、おかげを頂けないのは、私達の方に問題があるのです。
まずは信心させていただいている私達一人ひとりがこの人生をしっかり歩ませていただかないといけないのです。

 そしてその為には、神様から、そつなく油断なく進ませていただくおかげを被らせていただき、幸せな人生を送らせてもらうことです。
子孫繁盛・家繁盛、そして神様の存在をもっともっとわからせていただくのです。

 自分をよく見れば神様が見えてきて、生かされていることがどれだけありがたいことかよく分かります。
例えば、ちょっと傷をしても私たちはすぐ忘れてしまいますが、知らない間に治っています。
当たり前のように思っていますが、その当たり前の働きこそ尊い働きだと思います。
知らず知らずに私たちを支えてくださっているのです。

 お参りをして話を聞くだけで終わっては一方的になってしまいます。
どうすれば幸せになれるか、どうしたら家族が整っていくのか、どうすれば命がつながっていくのか、一人ひとり問題が違うのですから、それぞれが勉強していかないといけません。
もつともっと工夫をして、生かされていることを喜ぶ稽古をさせていただきましょう。

 「天地に真理ありて」と真理を分からせていただく。
自分がどれだけ知らず知らずの間、天地に支えていただいているか。
天地の親神様は、私達に与えて与えて、与えっぱなしです。
与えてくださらない日はないのですが、私達は何ももらっていないという顔をしています。
日々与えて頂いていることを感じ、喜ぶ工夫をしっかりさせていただきましょう。


 (親先生のお話より)

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