− 命のお礼 −   2024/04/01

 
 なにかの節目にお参りさせていただくことは大事なことです。
春のお彼岸は過ぎましたが、夏はお盆が、秋には秋でお彼岸があります。
節目節目にお参りして、神様に見ていただくということが大事です。

 神様はどこにでもおられます。
「神様」「金光様」と心の中で呼びかければ出てくださると思いますが、やはり教会のお広前にお参りして顔を出されることが、神様が一番お喜びになることだと思います。
このお広前は神界とつながっていますから、教会にお参りすれば必ず神様は認めてくださいます。
春の卒業・入学、進級、進学という節目に、みなさん思いを新たにして出発していただくと非常にありがたいです。

 子供たちもコロナの間、大変だったと思います。
お友達の顔を充分見ていない子も多いでしょう。
しかし、これからは元気で成長して、しっかり世のお役に立っていただきたいですね。
子どもの成長とともに私たち家庭の立ち行きもお願いさせていただいて、みなさんのご家庭の繁盛を祈ってください。

 最近は家庭が別々に暮らすようになり、所帯が一緒という家庭がだんだん減ってきています。
でも家庭が集まって町ができ、地域ができ、日本ができているわけですから、やはり家庭は大事だと思います。

 ですからもっと家庭を大事に、親・子・孫を大事にしていただきたいと思います。
これまではコロナでなかなか交流できませんでしたが、これからはしっかり絆を深め、信心を基盤にいただいて、この節目をみんなでお祝いしていただきたいですね。

 幸せになるためにはどうすればいいかというと、実意・丁寧・親切・正直、この4つを大事にすればいいのです。

純な気持で神様にいただいたこの命を、実意を持って使わせてもらうことです。
実意とはなにかというと、お互いの命を大切にするということです。

 お互い祈り合い、励ましあって、そして良いご家庭、一族を作っていただき、繁盛のおかげを被っていただきたいと思います。

 これを機会に家庭を見直していただいて、理想の家庭を作り上げてください。
金光教で言われる理想の家庭は、家族みんなが神様をいただくことです。
一人信心では、やっぱり寂しいです。
2人3人と、神様がありがたいという生活が現われていくといいですね。

 なんでも1人でやっていたら大変です。
みんなで力を合わせて、お互いに手を取り合って行けたらもっと良い家庭になると思います。
 
 
 (親先生のお話より)

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