− 生きる力 − 2024/02/01

 
 信心の極意は、神様に必要なだけ頂かせてもらうということです。
経済も出るだけ入るおかげを頂き、無駄使いはいけませんが、必要なものはしっかり買わせて頂き、回転させていかなければなりません。
神様から、食べさせていただくというのが元なのです。

 商売をされている方も、勤めておられる方も、無駄な出費があると困ると思います。
我が力でしようと思わず、何事も神様にお願いしながら、出るだけしっかり入れて頂くようにしましょう。
そして、神様を遠くに置かずに、いつも一緒にいるという気持ちで、生活していって下さい。

 体の調子の悪い方もそうです。
神様が命を下さるから、私達は動けるのです。
ですから、そのことのお礼を言いながら、辛い時でも、仕事をしながらでも、乗り切って下さい。
めまいがしていても、心臓が動悸打っていても、やりようがありません。
どこへも言っていく所はありません。
命を頂いているということのお礼を言わせてもらうことが一番大切です。

 いつも神様と共に、苦しい時にこそ、神様におすがりしながら、何事もやらせて頂くのです。
ぜひ祈って下さい。
「金光様」「親神様」「先代先生」と言っておすがりして下さい。
これが一番です。
どうぞ、その稽古をして下さい。

 玉水の先生、銀座の先生、先代先生は、どこまでも神様を純粋に、100%頂かれる稽古をされました。
お徳を頂かれるために必死でやっておられました。
どうすれば、お徳を頂けるのでしょうか。
それは、腹を立てない。
不足を言わない。
めぐりをつむことはしない。
人を助けることを、朝から晩まで一生懸命されていました。
尊い御用です。

 いよいよ二月に入り寒い中ですが、元気で共々に頑張ってお参りして下さい。
お参りすることが、我を取らせてもらう第一歩だと思います。
お参りも自分でするのではないのです。
良い気持ちでお参りする時もあれば、そうでない時もありますが、全て修行で、お参り信心の稽古になるのです。

 そうして、基礎体力を頂き、元気で長生きができて、いろんな問題があっても、そこを乗り越える力を頂くことができるのです。
どうぞ、足を運んで神様からしっかり生きる力を頂いて下さい。



 (親先生のお話より)

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