− 三人の親に… − 2023/09/01 |
私たちには三つの親があります。 一つは「生みの親」。 両親がいるから今の私たちがあるのです。 自然に湧いてきたという方はおられないと思います。 二つ目の親は「育ての親」。 教祖様以来今日まで続いている歴代金光様、玉水大先生、銀座親先生、そして先代先生ご夫妻へと続く教えの親です。 私たちは教えの親のおかげで、神様のありがたいこと、天地のありがたいことを分からせていただいております。 そして三つ目は「命の親」。 親神様、つまり天地の神様です。 教祖様は「神はわが本体の親ぞ。信心は親に孝行するも同じこと」と言われてます。 春と秋に年に二回あります御大祭と御霊祭は特に大事にして、親孝行だと思って頑張らせていただきましょう。 親を大事に、親に喜んでもらえるように、それが親孝行の修行です。 そうしていれば神様が、皆さんの子供達を良くしてくれます。 子や孫たちが親の言うことをちゃんと聞いてくれるようになります。 ですから親も仲良くして、子供たちの前で喧嘩をしないよう、お互い拝みあって稽古をさせていただきましょう。 一番大事なのは家庭が円満であること、そして体が元気であること、そして最後は子孫繁盛のおかげを蒙ることです。 今月は御霊月、秋季霊祭がありますが、霊祭は、神様に心を向け、神様におすがりしてご先祖の霊が少しでもお徳をいただき、格が上がりますように、という祈りを込めたお祭りです。 多くのご先祖様に集まっていただき、私どもの誠を受け取っていただいて、子々孫々まで助けていただけるお徳を蒙っていただきたいと思います。 私たちは過去(ご先祖様)を助けることによって未来(子々孫々)も助かるという、非常にありがたいお道に入れていただいております。 今がちゃんとしていないと未来がないのですから、今現在の私たちが一番大切なのです。 ぜひともそこを分からせていただき、子孫繁盛・家繁盛に向けて頑張ってまいりましょう。 私どもの生き方で子々孫々の未来が変わってきます。 子供たちや孫たちが遠方に居られるかたは、メールなどで気持ちを伝えて絆を深めていただきたいと思います。 (親先生のお話より) |