− 協調共栄 − 2022/12/01

 
 このお道は、子孫繁盛・家繁盛のおかげを頂くお道です。
先代先生が「金光教は家庭宗教」だとお話しされているのは、教祖様の御信心を私達に、分かり易く教えて下さっているのです。
私達は、家庭が良くなかったら幸せではありません。
家庭の平和がまず一番です。

 今年もあと一ヶ月となりました。
今年一年どうであったか、どうぞもう一度見直していただきたいと思います。
私達も段々、年をとっていきます。
これからは、若い人に声をかけて一緒にお参りされると、自然とバトンタッチができていけると思います。
できるだけ、そういう機会をいただかれて、親子、家族でお引き寄せをいただけるような、良い習慣をつけていただけたら有難いと思います。
その良い習慣が、神様が喜ばれる「家庭宗教」ということです。
自分一人が助かるのではない。みんな共々に助けていただくのです。

 現代社会に最も必要な物、それは「奉仕と親睦」です。
世界中、あちこちで戦争をしています。
核兵器を保有する国も増えてきています。
日本の周囲でも大変な状況です。
平和だからといって、何もしなかったら大変なことになります。
そこに、何が何でもという「祈り」が必要になってくるのです。
みんなが天地を信じ、天地に傷を付けたりしないように、神様のご奉仕に対し、私達も平和のご奉仕のお手伝いをさせていただくのです。

 天地の神様のご奉仕の御心を頂いて、みんなが全世界、宇宙の幸せを願っていくのです。
それは、自分たちの幸せを願うことであるわけです。

 次に「親睦」です。
私達は、好きな人は好きだけど、嫌な人は嫌、したくない時は何もしたくない。
わがままで難しいです。
しかしながら、神様が喜ばれるのは「和をもって尽くしていく」ことなのです。
みんな仲良く尽くして、嫌いな人を作らない。
みんな好きな人にしていくということです。
ですから「親睦」を頑張って欲しいです。

 面倒だからお友達を作らないとか、この人とは付き合わないという人もありますが、できるだけお付き合いをして、一人でも多くの人と出逢われる方が「親睦」になり、神様が喜ばれると思います。
どんな人に会っても、拝めるようになっていただきたいと思います。
 
 
 (親先生のお話より)

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