− 信心の工夫 − 2022/09/01

 
 私達は修行という事は、なかなかできませんが、お参りすることが一番の修行です。
今はコロナ禍のため、お参りも難しいと思いますが、工夫をして皆さんの都合の良い時にお引き寄せをいただき、おかげを受けて頂きたいと思います。

 近頃は、家庭も徐々に崩壊の方へ向いております。
昔は「家族団欒」というのがありましたが、今は生活が変わってきております。
段々と個人主義になり、プライベートを大事にするようになってきました。
特にコロナ禍になり、親子、孫、親族で集まることが少なくなりました。
また、お友達と会う事も少なくなったと思います。人間関係が、疎になってきたように思います。

 しかし、私達人間は一人では生きていけません。
人間は「人の間」と書きます。
人と人とで育ち合い、励まし合って、力をそろえて色々なことを成し遂げて行かなければなりません。
平和を愛する者が集まって、仲良く、お互いに生かし合い、家庭も円満、職場も円満、人生も円満に平和の時代を作ろうと皆、願っております。

 それでも、次々と問題が起きてきます。
人間、業が深いのです。
人間には自己保存本能というのがあります。
自分さえ良ければいいというものです。
それは、動物として生き抜くために神様が与えて下さったものです。
しかし、その本能だけで生きていってはいけません。
神様にはもう一つ「みんな仲良く暮らして欲しい」という願いがあります。

 私達は、神様から喜んでいただける氏子にならせていただくように、頑張ってまいりたいと思います。
平和を愛する氏子でありますけれども、その実践ができるように祈っていかなければなりません。

 教会では、「サポート参拝」ということで、ご家族一緒に、またお友達と一緒に、お参りすることをみんなで頑張っております。

 親が足の悪い方や目の悪い方は、子供たちが連れてお参りされる。
また親が子供を連れてお参りされる、結構なことだと思います。

是非それを実行されて、家族の絆を深めていただきたいと思います。
ただ、無理矢理はいけません。
強制ではなく同化して、楽しくお参りされたら有り難いと思います。


 (親先生のお話より)

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