− どこでも神 − 2022/05/01

 
 信心は自然科学です。
いかに幸せに生きられるか、神様がくださった人生を価値のあるものにするかが重要になってきます。

 では「誰が」するのでしょうか。
神様はもう既に命をくださっています。
それを価値の無い人生にするのは自分自身であり、それ自体が大変ご無礼な話です。

 人のせいにして、世の中が悪い、政治が悪い、最後には神様が悪いという人もいます。
「神も仏もない」なんて言う人もいますが、そういう人はたいてい神様を拝んだことがない人です。
興味が無いのでしょうね。

 だからこそ神様のお名前を覚えることは大事です。
「天地金乃神様」もともとは金神様から来ています。
お土地の神様を拝まれて、それが天地の神様に現れられました。
天地の神様が後ろにおられたわけです。

 家庭でも、みんなで食事をする時にぜひ自然科学の話をしてもらいたいです。
参れ参れと言うだけでは、訳が分からないので、参らないですよ。

 このお道は、自分の心が定まったらどこでも願える、いつでもおかげを頂ける、そういうお道です。
お参りをすることで天地の神様の偉大さをもっと分かることができ、信心の価値をもっともっと高めさせていただき、信心して良かったなと思ってもらいたいものです。
自分だけじゃなく、家族にもみんなにも思ってもらえるようになりましょう。
どうぞ神様を現す稽古を、信心の価値が上がるように頑張りましょう。

 「おかげは我賀心にあり」ですから、自分がおかげを頂く気持ちにならないと何にもなりません。
誰かがくれることはないのです。
頂いた人生をもっと生かしていくのは自分自身です。
せっかく命を頂いたのにもったいないじゃないですか。
お導きを間違うと大変なことになります。
信心してめぐりを取ってもらって、障害物をとってもらうことで段々分かってきます。
そうすれば危ないことが分かってきて悪いことをしませんから、だんだん良くなります。

 足りないお互いが一生懸命努力して、めぐりを取ってもらうように頑張って辛抱して、根気をもってやっていれば運気が回ってきます。
これが信心です。
今月今日、日々お願いしてまいりましょう。



 (親先生のお話より)

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