− 役 割 − 2021/06/01 |
先代先生は「神様は絶対愛の塊」とおっしゃっていますが、神様は私たちに、神の氏子としてどうぞ助かってほしい、そして神の働きを手伝ってもらいたい、と願っておられるのです。 ですから、私たちは神様に「頼みます、お願いします」だけではいけません。 神様の願いを受けることの出来る徳を頂かせていただきましょう。 それにはまず、神様から頂いた才能をしっかりと使わせていただき、人の喜ぶこと、みんなの喜ぶことを自分の喜びとして一生懸命させてもらうことです。 そうすることで神様に認められ、人徳をいただき神徳を受けれるようになります。 四代金光様は「役割に奉仕」という言葉をお使いになっておられます。 みんなそれぞれ役割が違いますが、自分に与えられた役を一生懸命やること。 それが神様が喜ばれることです。 最初はつらくてしんどいかもしれませんが、続けていたらだんだん楽になって、次第に体力が出来て、足腰も丈夫になって、元気で長生きさせてもらえます。 逆に、もう長くないわ、もう終わりじゃ、とか言っていたら、死にたくない時に死なないといけないようになります。 寿命は神様がお決めになるのですから、自分で決めてはいけません。 もし「あんたいつまで生きるつもりね」と聞かれたら、「死ぬまで生きるわ、悪いねえ」と、こう答えるんですよ。 自分が生きている訳ではないのです。 神様から生かしていただいて、人生というプレゼントを毎年毎年くださっているのです。 それがオカゲです。 でも、その頂いた命を私らが勝手な考えで粗末にしてはいけません。 頂いた命、今日一日、皆さんどのくらい喜ばれましたか。 私たちは日々気付かないところでおかげを頂いています。 お腹がすくということ、ご飯が食べれるということも、有り難いことです。 そういった当たり前のことを喜ばせていただく稽古をさせていただきましょう。 (親先生のお話より) |