− 神と人、人と人 − 2021/03/01

 私達は足りませんから神様に足していただくのですけども、例えば、食事ということでは、実際には自分が食べないといけない訳です。
それから入学試験でもそうです。
誰かが代わりに行くような訳にはいきません。
ですから私達は力が無いと言っても、することはしないといけない訳です。
今は、新型コロナの防疫をしっかりさせていただきましょう。
 いつも申しますように、命があることが一番です。
神様から頂いているこの命があれば、なんとでもなります。
命を頂いている喜びの生活が、皆さんのお宅に広がっていきますよう、神様に足していただく生き方の方がずーっと浸透してまいりますよう、ぜひともそういうおかげを頂いていただきたいと思います。
 日々の生活が信心の勉強場所です。
そして、自然災害やこの度の感染症の中では、相互扶助、助け合っていくことは特に大切なことです。
 共に信心を進めていく稽古をさせてもらい、そして助け合う。
災害に遭ってもみんなが助け合っていく。
そして皆さん一人ひとりが信心をいただき、生きる力を頂く。
神様に生かしていただく。
そういう生き方をしていくということです。
 コロナ禍になる前は、みんなで集まりましょうと言っていたのに、今はあまり集まれないので、できるだけ分散して、それぞれの所でおかげをこうむっていただきたいですね。
特に家庭の中でぜひ生きることの意味をみんなで話し合っていただければいいなと思います。
 私達は天地のお世話になり、神様から大変なご奉仕を頂いています。
逆に、私達もご奉仕していかないといけないのです。
神様は「世界が一つになりなさい」と言ってくださっているのに、私達がなかなか仲良くできません。
 尽くして止まない神様のご奉仕の力、その働きをお互いに頂き、神様を想う祈りをもって、みんなで仲良くやっていきましょう。
 誰かが病気をしても大変です。
季節の変わり目、だんだんと暖かくなってきますが、やっぱり朝晩は冷えます。
体のほうもしっかりおかげを頂いて、家族の中でお互いに「お世話になります。ありがとうございます。」と何事もお礼を言ってください。
 ありがとうございました。


 (親先生のお話より)

 前ページへ戻る