− コロナの火 − 2020/11/01

 天地の間に生かされている私たちは神の氏子であり、そして私たち氏子が立ち行かなければ神が立ち行かないと、神様が言って下さっています。
そして、そういう神様を私たちは拝ませていただいております。
有り難いことです。
そして生神金光大神様と唱えたら、お越し下さって、神様につないで下さるのです。
金光様と言ったら来てくださるのですから有り難いです。
 お宅に"おすや"(御素屋)の無い方は、是非備えていただきたいと思います。
そうしてご祈念の場所、神様が降りてこられる基地を作る訳です。
そして家で"おすや"(御素屋)に向かって静かにご祈念させていただき、生かしていただきまして有り難うございます、生神金光大神様有り難うございます、と言えば神様が出て来てくださる訳です。
 例えば、家族の方が体が弱いとか、いさかいが絶えないとか、そういう方々はしっかりご祈念させていただいて、家族の円満、そして少しでも神様に喜んでいただいて、めぐりを積まない生き方をさせてもらうように努力をさせていただきましょう。
 「先生、やろうと思うんですけど、なかなか出来んのです。分かっちゃいるけどなかなか。」というのは祈らないからですよ。
やっぱり祈ってくださらないといけません。
親神様、生神金光大神様ありがとうございます、とお礼を言って、そうしたらだんだんと気持ちが治まってきて、今まで気が付かなかったことも気付かせていだいて、やる気が起こります。
で、辛いなと思っても「金光様」とお願いしてやってください。
 辛いのは生かされているから辛いのです。
自分の力で生きているのならサッサとできますが、生かしていただいているから辛いのです。
 銀座の親先生はお話で、火事がいっても信心を焼かなかったら大丈夫じゃ、と言われています。
どうぞ皆さん、いろんな災害に遭ったりしますけど、それでも信心を燃やさないように頑張ってまいりましょう。
 「火の車作る大工はおらねども 己が作りて 己が乗り行く」と先代親奥様の教えがあります。
火の車を作る人は誰もいないけど、自分の心は怖いですよと。
建物は建てれば良いのです。
皆様のお宅がどうこうあったとしても、体がめげたり、命がめげたらどうにもなりません。
心が火の車にならないよう、しっかり信心しておかげをいただいてまいりましょう。

 (親先生のお話より)

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