−生神(いきがみ)信心− 2020/10/01

 私達は人生を乗り切らせていただかないといけません。
人生は長いです。
人間ですから、時には落ち込むこともあります。
また、気が小さくてもいいのです。
人間は足らないのだから、神様にお縋りして大きな信心をさせていただけば、それでおかげをこうむることができます。
いつも「危ない、危ない。」と思ってやっていけばいいのです。
「楽は苦の種。苦は楽の種。」と言います。
危ない、危ないと思っていたら大丈夫、己を信用しないことです。
 それは、神様に心の中に入っていただく、神心になる稽古をさせていただくということです。
それが、ここに神が生まれる、つまり生き神信心です。
神様は天地に満ちておられ、そして私達の体の中にも神様をいただいて「あいよかけよ」で暮らしていくわけです。
そうして、みんなおかげにしていくのです。
そう思って頑張って下さい。
 悲しい事や、辛い事もおかげです。
「辛い」という文字に「一」を加えれば「幸せ」になるじゃないですか。
「苦しい」という字も斜めに跳ねれば「若い」になります。
少しの違いです。
ですから、苦しい時は、若い証拠、まだまだ生きるぞと、思い替えして下さい。
また「信者」と書いて「儲かる」ですから、信ずる者は儲かるのです。
いつも頭に入れておいて下さい。
私達は天地の信者です。
 天地は宇宙と大地ですから、一番大きいのです。
でも今、地球の調子が悪いですね。
ですから、地球にしっかりご無礼のお詫びをしなければなりません。
共々にしっかり祈らせて頂きましょう。
せめて、私達のできることはそれぐらいです。
ご祈念を一回でも多く、時間を作ってお参りされて、家族の事はもちろん、世界の事、世界の平和と災害のお繰り合わせをお願いしましょう。
 銀座の先生が、世界の平和をお願いするとおかげになると仰っていました。
自分の事だけでなく、人の喜びを願っていくと神様は喜ばれます。
それは奉仕の祈りです。
人間、生きることは奉仕と親睦の二つしかありません。
この二つをしっかり実行させていただきましょう。

 (親先生のお話より)

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