−天地の法律− 2020/04/01

 私達は神様によって生かされているのですから、只々そのことによくお礼を申していかなければなりません。
病気で助かる人もあり、そうでない人もおられますが、病気を治す力のない私達にはどうすることもできません。
それこそ、寿命は神様が下さるわけです。

 そして、どこまでいっても助かる方法は何かと言ったら、自分勝手な生き方ではなく、神様中心に、天地を中心に生きることなのです。
「命」は神です。その「命」をちゃんと、世の為、人の為に使って下さい。
そうしていたら、あとは神様が良いようにして下さいます。
神徳を積んで長生きをさせて下さるかもしれません。
ですからどうぞ、めぐりを積まない生き方をして下さい。

 教会では、めぐりの勉強をしております。
めぐりとは、何なんでしょうか。
例えば、野菜や肉を炊けば「アク」が出ますが、そういうものだと思います。

 私達人間は、生きたものを食べてここまで来ました。
しかし、次第にありがたく頂く心を忘れ、ご無礼をして来ました。
先祖代々から当たり前のように思い、人間中心にするからご無礼になってきたのです。

 病気でもそうです。
自分で生きようとするから病気になるのです。
生かされているという思いになれば、うまくいくと思います。
「祈れ、薬れ」ならいいのですが、「薬れ」が先になって、生かされているということがあとになるといけないのです。
命を頂き、生きる力を頂かないと薬も効きません。

 今は医学が進んでおりますが、思いが悪いと、良くなるものも良くならない、ということになります。
それがご無礼、お礼不足ということなのです。

 悪い事をすれば、犯罪として法律で罰せられますが、天地の法律もあります。
天地の法律に合わないとご無礼になり、自分たちの命の働きがつながらなくなるのです。

 信心が進むということは、感謝が増えるということで、悪いこともありがたく取れたら言うことないですね。
どうしたら喜びに変えられるかな、前向きに行けるかなと考えた方が得です。
それは、神様にお任せするしかありません。
どうぞ、お取次願われて運命を変えて頂くおかげを蒙ってまいりましょう。

 (親先生のお話より)

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