−おかげの中で− 2020/02/01

 私達は日々の生活の中で、病気やケガ、災難に遭うことがありますが、それによって悪いものを取っていただいて、そして運命を変えてもらうという、そういうおかげがある訳です。
それがめぐりを取っていただく信心、借金を返す信心です。
 私たち人間が自分の力だけで生きようとする、それが不浄です。
そもそもそれが間違っています。
私達は神様のおかげを頂かないと生きられないのにね。
 何事でも、自分がして自分が悩んで自分が苦しんでやるのではなく、神様にしていただく生き方、これが不浄穢れが無くなる生き方です。
 ですからみなさん、これからも一層、神様にお縋りして、何事も神様のお力を頂いてさせていただくんだ、我情我欲に凝り固まらず神様にしっかり足していただこう、と思って頑張ってください。
 お参り、ご祈念をあげる、お取次ぎをいただく、そして最後に改まる、というこの流れを、これからも続けてください。
そうすればだんだんと歯車が合うようになってきます。
 物事が空回りしていた「歯車」というんですか、それがだんだん歯車が合って物事が良いように回っていき、そして願いがだんだん神様に届くようになってまいります。
 日々、怪我をしたりイロイロありますが、それも、たまたま起こったのではないと思います。そうして、信心をしている私達が難を受けて、若い者に行かないようにしてくださる、ということが有り難いと思います。
そして、信心がある皆さんは、そこで信心辛抱のおかげをいただいて、受けていかれれば良い訳です。
そのうちにだんだんとめぐりを取って、徳に変えていただき、家繁盛のおかげ、立ち行くおかげを頂けます。
 どうぞ目先のおかげを頂きながら、いろんなことをお届けしながら、立ち行くおかげを頂いてまいりましょう。
 せっかく信心させていただいているのに、信心の無い人と同じじゃつまりません。
そう思います。
変な言い方ですけど、意地でもおかげを頂いてまいりましょう。
信心すればみなおかげ。
みんなおかげを頂けます。
おかげが無いことなんてありません。
信心すればみなおかげ。
どうぞこれを実践させていただきましょう。

 (親先生のお話より)

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